概要
助成名
高木仁三郎市民科学基金 2024年度国内向け助成募集
助成内容
【助成対象】
現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、市民と不安を共有し、行政や企業の利害とは独立の立場から、批判的に検証することを通じて、問題の解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを「市民科学」と位置づけ、この考え方に沿う調査研究を助成対象とします。
【助成金額】
1件当たり上限100万円(総額800万円)
【対象期間】
2024年8月~2025年7月の間に実施される調査研究。3年程度までの長期的な計画に基づく場合も対象としますが、全体計画と1年目の計画の提出が必要。
現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、市民と不安を共有し、行政や企業の利害とは独立の立場から、批判的に検証することを通じて、問題の解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを「市民科学」と位置づけ、この考え方に沿う調査研究を助成対象とします。
【助成金額】
1件当たり上限100万円(総額800万円)
【対象期間】
2024年8月~2025年7月の間に実施される調査研究。3年程度までの長期的な計画に基づく場合も対象としますが、全体計画と1年目の計画の提出が必要。
募集期間
2024-04-10 00:00 - 2024-05-10 21:00
主催・連絡先
認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金
カテゴリー
まちづくり・企画提案
自然・環境
自然・環境
URL
詳細
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、生涯をかけて核・原子力問題の批判的な研究に取り組むとともに、脱原発の運動に力を尽くし、2000年10月に死去した「市民科学者」、高木仁三郎の遺志により設立されました。
高木仁三郎は、自分の遺産を元に基金を設立し、趣旨に共鳴する多くの人から寄付を募って、次の時代の「市民科学者」を育成・支援してほしいとの遺言を残しました。
高木基金は、2001年度から「市民科学」を志す個人やグループへの公募助成に取り組んできました。2023年度までの助成件数は459件、助成累計金額は2億4300万円を超えました。
これまでに助成してきた研究テーマは、核・原子力に関わるもの、化学物質による環境汚染・健康被害、大規模開発事業による自然破壊の問題など、多岐にわたります。
さらに、私たちは、産業や経済のグローバル化にともなう領土や資源をめぐる紛争や、先端科学技術・研究の軍事利用をどのように規制するかといった困難な課題にも直面しています。持続可能で平和な社会を実現していくために、私たち一人ひとりが問題の現場で学び、専門性を高めるとともに、社会的な議論を深める中で課題の解決を目指していくことが「市民科学」の役割だと高木基金は考えます。
困難な課題に直面しながらも、あきらめではなく「希望」を胸に、未来を切り拓こうとする次の世代の「市民科学者」を育成、支援することが、高木仁三郎の遺志であり、高木基金の目的です。多くの方からの意欲的な応募を期待しています。