概要
1件あたり 500~1,000 万円(助成件数は 4~6 件を予定)
まちづくり・企画提案
詳細
人口減少や少子高齢化は日本の社会・経済にとって超長期にわたる重大な課題であり、その影響は極めて大きなものです。国や地方自治体により様々な少子化対策が実施・推進されていますが、現時点においては少子化に歯止めはかかっておらず、また、民間においても多くの取り組みが行われていますが、社会全体での情報や成果等の共有は不十分な状況です。
これらの背景や問題意識に基づき、トヨタ財団では 2024 年度より【人口減少の緩和】と【人口減少下における日本社会のあり方】を対象とする特定課題の助成プログラムを開始しました。本プログラムでは、今後も続く人口減少時代を生きる若者や次世代の人材を「未来の担い手」と捉え、彼/彼女らが主体性を発揮し、これまでの様々な対応・対策の効果や意義等を掘り下げてレビューし、それに基づいて人口減少の緩和、人口減少下における日本社会のサステナビリティに関して考える取り組みに助成を行います。
◆助成対象:以下(1)~(4)の助成分野
【人口の減少を緩和する視点から】
(1)政府・地方自治体による施策、制度、取り組みに関する調査研究と提言
(2)民間企業や地域社会等における取り組みに関する調査研究と提言
【人口減少時代への対応の視点から】
(3)インフラストラクチャー(地域資源や共有財など)の新生・改革・運用に関する調査研究と提言
(4)地域/社会の新たなグランドデザイン(仕組みや環境、暮らし方など)に関する調査研究と提言
◆応募・プロジェクト要件
・プロジェクト代表者および実施メンバーの半数以上が 40 代以下のチームであること
・調査研究に関わる専門性を有する人材が入り、領域横断的なメンバー構成になっていること
・助成分野(1)では若者や次世代の視点とともに民間の視点に立っていること
・助成分野(1)(2)は対象が非常に広範に及ぶため、特に以下の観点に立った調査研究であること
*先行研究を踏まえていることや Evidence Based であること
*施策、制度、取り組みについて、その対象となる社会の状況を踏まえ、若者や次世代の立場
に立っていること
・適切な対象に向けた政策提言や公開シンポジウムの開催、制作物(映像作品、小説、演劇等々)
等による成果発信を計画に組み込み、助成期間内に実施すること
<申込方法>
概要記載のURLにアクセスし、「応募エントリー」よりエントリー(登録)を済ませ、手順に従いご応募ください。
「助成概要」に加え、「選考委員長選後評」「助成対象一覧」などをご参照の上、募集要項、応募の手引き等もご確認いただき、具体企画をご検討ください。
<問い合わせ先>
公益財団法人トヨタ財団
特定課題「人口減少と日本社会」
武藤・鷲澤・林・石井・村井
〒163-0437 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル37F
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[月~金曜日(祝祭日を除く)10:00 - 17:00]
