
ここ数年で生成AIは破竹の勢いで成長を続けています。業務の中でも生成AIを使っているという方もどんどん増えているのではないでしょうか。わたしたちが日ごろ使っているITツールにもいつの間にかAI機能が搭載されるようになっていますし、SNSでは生成AIを使って作成されたであろう画像がたくさん掲載されています。よく行くスーパーのポップにも明らかにAIで作画されたであろうものが増えてきていますね。
もはや、日本で日常生活をしているなかで、生成AIに触れない日はないくらいになっています。
いま、私の手元のPC環境でも、オンラインでメールを書こうとすると、この文章をこのように変えませんか?という校正機能が起動します。文書を書こうとソフトを起動すると「今日はどんな文章を作成しますか」という趣旨のダイアログが出てきます。送られてきたファイルを開くと「長い文章のようなので内容を要約しましょうか」と尋ねられます。自分が生成AIを能動的に起動する前に、あちらこちらで生成AIがヘルプをしようと手ぐすねを引いて待っているのです。
自分自身はPCにペースを乱されるのは苦手なので、受動的に生成AIを使うことは極力避けています。もちろん、調べ物をするとき、自分のアイディアの壁打ちをしたいとき、ちょっとしたイラストが必要なとき、データを分析するとき、PC操作で何か不明な点があったときなど、生成AIは毎日のように使っています。しかし受動的に、生成AIを使うのにはやや否定的です。自分で考えることを放棄しては、自分が衰えそうな気がするのです。
いま外国では生成AIが第三者のサービスへの侵入を試みるなどのトラブルも報じられています。生成AIを何らかの形で制御できる仕組みは残しておかないと何が起こるかわかりません。それは個々人のアカウントであっても同じではないかと思います。決して他者の存在を否定するような使い方はしたくありません。
生成AIがNPO・ボランティア団体の活動を強力に後押ししてくれる可能性がある一方、自主的かつ公益的な活動を阻害することがあってはなりません。そのような危険性にいち早く察知し、必要に応じて必要な対策をとることも求められるのではないかと思います。
