
和歌山県NPOサポートセンターに設置しているノートパソコンはほとんどがリースで導入しているものです。Windows11にアップグレードできない機種はこの3月でリース期間を満了し、Windows11PCに入れ替えました。
さて、今回任務を終えたPCは主に利用者用PCだったため、「ケンジントンロック」という機構がついたチェーンで固定していました。チェーンで固定するのはよくあることなのですが、次のPCを設置しようとすると、ロックの穴が合わない。数年の差はあるとはいえ、同じメーカーのPC。なんでだろうと調べてみると…
「ロックの規格が変わっています」
…とのこと。
ケンジントンロックは3mm×7mm四方の穴が開いているのですが、いつのまにか3.2mm×4.5mmの「Noble Wedge」規格と6mm×2.5mmの「Nano Saver」規格の2つが追加されているではありませんか。
そう、ロック機構が、通常規格からNoble Wedge規格に変更されていたのでした。
高性能のチェーンロックだと1つで複数の規格に対応したものがあるようなのですが、当時導入したのは格安のものだったため、通常規格にしか対応できず、買い替えを余儀なくされました…。
そんな規格が追加されているなんて誰も教えてくれなかったよぉ。しかも、メーカーのサイトにもケンジントンロックの規格については表記は見当たらず。そんなこともあるんか…と新年度早々出ばなをくじかれた感じです。