そんなチラシが届いても…わかやまNPOセンターの日記

「マンションポエム」とはよく言ったものです。

 先日から、当方の代表の自宅に、和歌山市内の高層マンションのチラシが郵便で届くようになりました。
 ずっと賃貸暮らしで、マンションを買おうと思ったこともないし、ましてやマンションギャラリーなんかに足を運んだこともありません。
 さて、どこで住所を知ったんだろう・・・と心当たりを探ると、1件だけありました。

 勘のいい方ならお気づきだと思いますが、そう、登記簿謄本です。住所の表記方法が登記簿謄本に記載の住所と同じだったのでした。登記は法人であれば必ずおこなうものですが、登記している内容を証する「登記簿謄本」は手数料を支払えば誰でも入手することができます。マンションの販売業者が登記簿謄本を取得し、記載されている代表者にチラシを送っているようです。

 住民票については、第三者が住民票を取得した場合に本人に通知が届く制度が運用されていますが、登記簿謄本にはそれがないのですよね。法人の透明性を高めるうえでは仕方ないとは思うのですが、ちょっと不気味に思うこともないことはないです。まぁ、それが法人制度なんだよ、といわれればそれまででもあります。

 ともあれ、当方の代表に高層マンションのチラシを送ってもなんにもなりませんので、登記簿謄本取得手数料と郵便料金は無駄になってしまいます。そのぶん、当方に寄附してくれません?