スパムメールのお話…わかやまNPOセンターの日記

毎日のように迷惑メールが届いています

 わかやまNPOセンターの代表メールアドレスはinfo※wnc.jp(※を@に読み替えてください)。単純なんですよ。もう20年以上このメールアドレスを使っているもので、迷惑メールがたくさん届きます。画像はある日の迷惑メールボックスですが1時間に5,6通、ある宅配事業者さんを装う迷惑メールが届いています。メールサーバでブロックされているものもあるようなので、実際にはこの数倍とか数十倍とかの迷惑メールが届いているのかもしれません。もっとも、迷惑メールと誤判定されているちゃんとしたメールがないか確認する作業が地味に面倒くさい。

 さて、その迷惑メールの本文を見ると、レイアウトや文章が不自然だったりして、見た目で怪しいのですが、ともあれリンク先のURLがヘンなドメインで、それで詐欺メール確定、であります。こういうメールって外国を経由してくることが多いということで、久々にメールをよく調べてみることにしました。

 今日手元に届いた迷惑メールをみてみますと、少なくとも東アジアとヨーロッパの2つ国のサーバを経由していることがわかりました。気になるのはメールを送信しているクライアントが「Outlook Express 6」であること。20年ほど前に使われていたソフトで、今どき日常で使用することは推奨されていません。そもそも迷惑メールを発信する端末なので、OSだのクライアントだののセキュリティなど問題はないということなのでしょうか。

 古いOSに古いメールクライアントを使って、自動収集されたメールアドレスに手当たり次第に詐欺メールを送り付けているのでしょう。確かに機器に対する投資はかからずにすみますので、1人でも2人でも引っかかってくれればもうけが出るという方式なのかもしれません。
 おそらくみなさんの元にもこのようなメールは届いているとは思うのですが、決して引っかからないように。。。