和歌山県仁坂吉伸知事、早稲田大学学事顧問・NPO法人富士山クラブ理事長の奥島孝康さんの基調講演に続き、紀州わかやま“勤マル”ネット推進協議会座長・堀内秀雄のコーディネートのもと、花王株式会社CSR推進部長兼社会貢献部長の嶋田実名子さん、和歌山高齢者生活協同組合専務理事・NPO紀州お祭りプロジェクト事務局長の上森成人さん、それに紀州わかやま“勤マル”ネット推進協議会代表の塩路茂一に仁坂・奥島両氏を交えたパネルディスカッションを実施。150名の方にご参加いただきました。
わかやま元気大賞を発表しました。
地域づくりに貢献されている勤労者や、そういったみなさんを積極的に受け入れている団体、生きがいづくりに取り組んでらっしゃるみなさんを顕彰するものです。今年度受賞されたのは以下のみなさんです。
アジアマスターズ陸上競技協会 会長 鴻 池 清 司さん(和歌山市)
1978年「和歌山マスターズ陸上競技連盟」を創立。80年には「日本マスターズ陸上競技連合」を創立し、和歌山市を中心に全国規模の大会を6回、国際大会を2回開催。主として、中高年者の「生涯スポーツ」の普及と振興に大いに貢献されています。
NPO法人 根来山げんきの森倶楽部(和歌山市)
県立森林公園「根来山げんきの森」の管理運営に当たり、森林ボランティア団体として、ボランティア参加の場の提供にとどまらず来園者のみなさんとともに観察会、イベント体験などの活動などを実施。勤労者をはじめとし、団塊世代の方々や一般の市民のみなさんの参加を得て、森林公園の道路の補修、間伐などの環境整備をしながら、公園の保全のつとめています。
橋本市高野口町伏原文化センター 館長 花 川 勉さん(橋本市)
地域における社会福祉の推進を図り、福祉向上や住民交流の拠点となる「開かれたコミュニティセンター」として、各種相談事業や教育文化の向上、地域福祉活動を伏原ふれあい館事業として取り組んでいます。人づくり、まちづくりの諸課題についても関係機関と連携して積極的に取り組み地域住民みんなが「共に生かしあい、支え合いながら、「誰もが住んでよかった」といえる「福祉と人権のまちづくり」を推進してらっしゃいます。