
現在、わかやまNPOセンターが保有しているパソコンはほとんどがリース品。一方、かつては助成金などを活用して購入した機種もありました。
近年、個人ユースで購入したパソコンにはもれなくPCリサイクルマークがついており、廃棄する際には近くの郵便局などを使ってリサイクルに回すことが原則となっていますが、法人ユースの場合はPCリサイクルマークは付与されません。パソコンが不要になった場合は法人の責任で適正に廃棄することが求められます。
そんなこんなで、故障やリース品への入れ替え、Windows11非対応などの事情で使われなくなったパソコンが数台積まれておりました。さぁ、これをどうしたものか。
行政機関とも連携し、無料回収を実施している事業者さんもあります。着払いOKというところもあるようです。そうした事業者さんの多くは送られたPCからレアアースなど再利用できる金属や部品を抽出して有効活用するというビジネスモデルなんですね。それ自体は資源に乏しい日本にとっては有効なビジネスなんだろうと思います。
…が、そのなかには事業者さんのウェブサイトを一度見に行っただけで、しばらくの間バナー広告の多くがその事業者さんのものになっちゃうケースもあって、それはそれで逆効果じゃないかなとも思ったりもします…。
そんななか、県内のNPO法人でPCリサイクルを扱っているのを知りました。送料はこちら負担ですが、解体などが利用者さんの仕事にもなり、抽出した金属やパーツなどを全国組織に送ることで収益になるのだそうです。どうせなら県内のNPO法人さんの役に立ちたいですよね、ということでまとめて発送しました。
翌日、「たくさん送っていただきありがとうございます!」とのお礼の電話が。いやいや、こちらこそ、処分させていただきありがとうございます、という感じです。
ちなみに、わたしが自宅で使っているPCは自作パソコンなのですが、この場合ってどうなるんでしょうか。「自作パソコン 処分方法」あたりで検索してみましょうか。
