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読める?読めない?人名を考える…わかやまNPOセンターの日記

投稿日: 2025-12-10
情報更新日: 2025-11-16
タグ: 人権
子の名前には親の想いが込められているとは思うのですが。

 いまから20年ほど前でしょうか、「最近の子どもの名前が読めない」という声が広がりました。キラキラネームなんて呼ばれて、知人の学校教員も「初見では名前が読めない生徒が明らかに増えた」と話していたのを覚えています。

 そこから時間が経過し、もう大人になっている人も少なくないわけですが、先日拝見したある団体の名簿には最初から全員にふりがなが振ってありました。当人たちも初見では読めないということなのか、対外的に読みやすいように工夫されたのかはわかりませんが、「この漢字をこう読むかぁ」と感心することもあれば、明らかに当て字過ぎないかなぁと思うこともあったりして微妙なところです。そもそも学校で習わない漢字を名前に使うのはどうなんだろう、とかっていうのは考えすぎでしょうか。

 ただ、少し考えてみると、昔の名前だって初見では読めないケースってありますよね。徳川家康であればだれもが「とくがわいえやす」と読みますが、徳川家茂を「とくがわいえしげ」と呼んでしまうケースだってありえるわけです(正解は「とくがわいえもち」)。これに限らず、歴史上の人物も初見では読めない漢字が多くみられます。
 地名もそうですよね。愛媛の「媛」、岐阜の「阜」、埼玉の「埼」なども地名以外ではあまり使われない文字です。キラキラネームならぬキラキラ地名とでもいいましょうか。でも県の名前なのでみんな知っています。この文字が出てきても違和感は感じませんよね。
 結局、一般的に使われている、もしくは広く知られていれば、初見でも読まれやすいし、違和感も感じにくい、ということなんでしょうね。

 逆に見慣れない漢字、聞きなれない読み方を目の当たりにすると、まず「なんて読むの?」「そう読むの?」という戸惑いが先に来てしまい、本来のコミュニケーションに至る前にひと呼吸入ってしまい、変な間が生まれかねない懸念を感じます。ただ、名前の読みと本人の人格は直結しないわけで、そこは明確に意識しておかないといけないですよね。

 先日、人権教育などの世界で「マイクロアグレッション」という考え方が浸透しているということを知りました。無自覚のうちに相手を傷つけてしまう行為のことを指すそうです。日本人に多くみられるそうで(参考記事)、これは気をつけねば…と思った次第です。

 

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