★2024年8月に投稿しましたが、郵便料金の改定がありましたので更新しました(2024.10)
和歌山県NPOサポートセンターには長尺プリンタがありまして、幅は610mm、長さは最大9.7mまで任意の長さにプリントができます。
ただ、遠方の方からは「使いたいんだけど、サポセンに行くのが遠くて…」というお声をいただいていました。そこで今年4月より印刷代行サービスを始めております。そこで、改めてこの長尺プリンタ印刷代行サービスについてご案内いたします。
長尺プリンタでは、講演会や学習会などの横断幕や垂れ幕、ポスターなどの印刷が可能です。耐水性があるインクですので、多少の湿気ではにじみませんが、上質紙なので屋外でのご利用は基本的に推奨していません。
なお、和歌山県内で活動するNPO・ボランティア団体(法人格は問いません)がおこなう、非営利の活動目的でのご利用に限ります。
まず、ご利用には和歌山県NPOサポートセンターの利用団体登録が必要です。初めてのご利用と同時に登録いただくことも可能で、こちらから登録用紙をダウンロードする事でもできます(Word形式・21.6KB)。NPOサポートセンターのご利用の手引きはこちらからご覧いただけます(PDF)。
長尺プリントの原稿は(1)Microsoft WordもしくはPowerPoint形式のデータ、(2)実寸のPDFデータ、のいずれかでご用意いただく必要があります。
A4やA3サイズの原稿を「長尺紙サイズ」に拡大(610mm×430mm程度のA2ノビに近いサイズ、610mm×863mm程度のA1ノビに近いサイズ)する場合は元の文書ファイルをご利用いただけます。
「610mm×任意の大きさ」にする場合かつ、WordもしくはPowerPointで原稿を作る際は、長尺プリンタで利用できる用紙設定にする必要があります。こちらにご利用の多いサイズにあらかじめ設定したWord・PowerPointファイルをZIPファイルに圧縮してアップロードしていますので、必要なサイズのファイルを使用し、文書を作成ください。アップロードされていないサイズの場合は、こちらでご希望の用紙設定にしたファイルをおつくりしますので遠慮なくお知らせください。WindowsやOfficeの初期設定で使えるフォントがご利用いただけます。
「610mm×任意の大きさ」にする場合かつ、PDFデータで原稿を作る際は、原寸の大きさで作成ください。Illustratorを使われる場合はフォントのアウトライン処理をおこなってください。
原稿が完成しましたら、こちらのページにアップしています申込書に必要事項を記入のうえ、専用メールアドレスにお送りください。
ご利用料金ですが、以下の計算式によります。
印刷料金(基本料金40円+インク代・用紙代実費)+郵送料金実費+手数料700円(いずれも税込)
インク代・用紙代実費は、プリンタの機能を使って算出します。使用するインクの量によって料金は前後しますが、概ね1mあたり100~150円前後です。ポスターのように全面にインクを使う場合はもう少し高くなるかもしれません。
2024年10月時点の郵送料金はゆうパック100サイズとなり、1,450円です。手数料700円には梱包材の料金が含まれます。
例えば、2mの横幕1枚ですと、印刷料金約300円+郵送料金1,450円+手数料700円=約2,450円(税込)となります。
お送りする際に請求書を同梱しますので、指定口座にお振込みください(振込手数料はご負担ください)。
サポセンでのご利用時にはレイアウトに関するご相談をいただくことがあります。まず、フォントは、細いよりも太い方が視認性に優れています。「メイリオ」の太字や「HG創英角ゴシック」、Windows10の途中からインストールされるようになった「UDデジタル 教科書体 NK-B」あたりがおススメです。ただ、堅い感じの場では、明朝や教科書体などでも問題ないと思います。
まず必要な文字をすべて打ち込んで、センタリングし、その後レイアウトを整えていくのが早く作るコツです。Wordの場合、ちょっとしたズレは空白スペースや行間の調整でカバーすることができます。
また、アクセントとして色帯を配すると見た目が変わります(上図)。また、団体のロゴがある場合はそれを左上などに配するといい感じになるかもしれません。
サポセンにはこのほかにも、ステープル綴じや穴あけパンチなどもできるフルカラー印刷機、数十枚程度を閉じ込める中型ステープラー、二つ折りはもちろん、三つ折りや四つ折りもできる紙折り機など、様々な機器があります。みなさんの活動にぜひ、お役立てください。