概要
有田郡
東牟婁郡
文化芸術・スポーツ
詳細
和歌山県紀南地方にて主にドキュメンタリー映画を中心に自主上映会活動を行う「キノクマ座」(旧「ふたかわ超学校 音楽室シネマ」)は、ドキュメンタリー映画「ぼくたちの哲学教室」の自主上映会を和歌山県内各地で行っています。
映画「ぼくたちの哲学教室」の和歌山キャラバンについて 「ぼくたちの哲学教室」は2023年5月末に全国ロードショー開始したばかりということもあり、キノクマ座が配給会社との交渉の結果、「和歌山県内各地で上映を行い、それぞれ2日間ずつ実施する」ということで上映権を得ました。
「この県内各地キャラバン上映の実績をもとに、良質な映画の鑑賞ニーズが和歌山にも多くあることを配給会社にも知ってもらい、今後も多くの映画を上映していきたい」と県内の行政・企業・市民に積極的な参加や告知の協力を呼びかけています。
9月(田辺市)・12月(和歌山市)の上映会を終え、1月に串本町(共催:田並劇場)、2月に有田川町、3月に九度山町(共催:はしのまち映画会)を回ります。
―映画「ぼくたちの哲学教室」について―
文部科学省特別選定(青年、成人、家庭向き) 文部科学省選定(少年向き) 東京都推奨映画。
イギリス、北アイルランドのベルファストにあるホーリークロス男子小学校で行われている哲学の授業を題材にしたドキュメンタリー。校長が哲学の授業を通じて、子供たちに対話すること、不安や怒りをコントロールする大切さなどを伝える。監督はナーサ・ニ・キアナン、デクラン・マッグラ。NHKが主催する国際コンクール、第49回日本賞の一般向け部門最優秀賞を受賞している。
イギリス、北アイルランドのベルファスト。ホーリークロス男子小学校のケヴィン校長は、「どんな意見にも価値がある」との考えから哲学を主要科目にして、異なる立場の意見に耳を傾け、自らの思考を整理し、言葉にするようにと子供たちに教える。ケヴィン校長は、授業に集中できない子やけんかを繰り返す子を見掛けると対話を持ち掛けて、彼らが内に持つ不安、怒り、衝動に気づいて、それらを制御するように導く。そうした教育の背景には、暴力で問題解決を図った過去の後悔と挫折があったー。
<問い合わせ先>
キノクマ座(川崎)
TEL: 090-4220-8111
E-mail: kinocumaza@gmail.com
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<1月の共催:田並劇場について>
本州最南端、和歌山県の串本にある田並劇場は、1950年に住民の方々の手で建てられ、965年ごろに閉鎖された旧田並劇場をリノベーションした劇場です。
2009年に移住してこられた芸術家の夫婦によりお金を集め、修復し、2018年に再び「田並劇場」としてオープン。
地方にも「生の文化を」と、映画だけでなく、幅広いジャンルのコンサートや各種ワークショップなどが定期的に開催しています。
HP: http://tanami.jp/
〇田並劇場問い合わせ
TEL: 0735-70-1046 / 0735-66-0557(林自宅)
E-mail: tacota@tanami.jp
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<3月の共催:はしのまち映画会について>
和歌山県橋本市に移住した家族が、地域とのつながりを求めて2022年に始めた地域活動です。橋本市の農家やアートスペース、フリースクール、パン屋などと協力し、上映する映画をセレクト、配給会社から自主上映の許諾をもらって上映会をアレンジしてきました。
映画のテーマに合わせ、市内のリサイクル・リユース団体と連携し「ゼロ円マーケット」の開催や、市外の環境保護団体と連携し、子ども向けの環境問題ワークショップを開催、ろうあ青年の全国大会の実行委員が物販を行うなど、活動の幅を広げてきました。
HP: https://hashinomachi-movie.jimdosite.com/
〇はしのまち映画会問い合わせ
E-mail: hashinomachimovie@gmail.com
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