いつも、和歌山県NPOサポートセンターをご利用いただきありがとうございます。
昨年から、和歌山県内でNPO法人を設立したい、というご相談をお受けすることが増えました。現在進行形で数団体が法人設立に向けた準備を進めています。
和歌山県NPOサポートセンターは、和歌山県が設置したNPO支援拠点で、認定NPO法人わかやまNPOセンターが2006年より指定管理者として管理・運営を受託しています。
わたしたちもNPO法人ですので、NPO法人の立場に立った相談対応を実施しています。必ずしも「NPO法人化ありき」ではなく、法人化することによって発生する義務もご説明し、団体のみなさんの決断の参考にしていただく、というスタンスで対応しています。
新型コロナウイルス感染症が広がった2020年あたりから、NPO法人化のご相談が増えたように感じます。
かつては阪神・淡路大震災が発生した1995年が「ボランティア元年」と呼ばれ、東日本大震災が発生した2011年が「寄附元年」と呼ばれ、と、いわゆる「国難」とも呼ばれるような状況になったときに市民活動も活発になるような傾向があるという指摘もあります。今回のパンデミックが、みなさんの「人の役に立ちたい」というマインドを刺激したのでしょうか。
来週も、新規にNPO法人化したいという方のご相談の予約が入っています。少しでも市民活動の活性化につながるよう、お手伝いを続けていきたいと考えています。